微分方程式の研究をしています

2014-11-16

てぃん

Profile

東京理科大学
理工学部 数学科
越石 翔子さん

取材日:2014/05/31
編集者:清水雅俊

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研究内容

--- どんな研究をされていますか?

偏微分方程式の研究をしています。解析の分野は、統計学や物理学にも応用されていて、その中でも微分方程式は応用範囲が広いと思います。こういう所に使われているのか!という発見が面白かったので、解析学の中でも微分方程式をやっている研究室を選びました。

--- 研究室での先生との距離はいかがですか?

研究室にもよると思いますが、卒業研究以外ではあまり接点はないですね。研究室では、話し方・プレゼンテーションの仕方・言い方など数学以外のことも指導されます。証明の仕方でも「これはあまりスマートじゃない」と指摘されることもありました。

--- 実際に研究室に所属していて楽しいですか?

そうですね。自分の興味のある分野なので楽しいです。あと、先生達との飲み会もありますし、そこで研究の話はもちろん研究以外の話もできるので楽しいです。

東京理科大学 野田キャンパス

キャンパスライフ

---学外活動は何かされていますか?

理系女子学生団体 リケチェン!に所属しています(2014年)。国立大学を目指していたので、4年間の学生生活は振り返ったときに最高だった!と言えるようなものにしたいと強く思っていました。それで第一志望の大学に行った友達よりも、充実した4年間にしたいなという想いが強く、サークルのようにみんなで馴れ合っている環境以外にも熱中できるものが欲しいなと思いました。その時に理系女子学生団体 リケチェン!と出会いました。

--- 代表を務めていると聞きましたが、一番意識していることはなんですか?

自分がいなくなってもいい団体にしようと思っています。そのために、早く仕事を回して行けるメンバーを育てて行こうと常に意識しています。自分の考えはメールなどで流しますし、こうしてくださいということも直接言います。一斉に言っても返ってこないので、一人一人の性格や個性に合わせて個人的に連絡をとる事も意識しています。その人に合わせた頼み方や相談の仕方をよくやっています。

--- 今現在で理系女子学生団体 リケチェン!の課題はありますか?

今までは10人前後でやってきたのですが、現在は20人ほどになって全員が何をやっているかという状況が把握しきれてない事があります。そこが課題だと思います。サークルのような目標があるような無いようなという感じでやってきたので、もっと学生団体の存在意義やミッションを日々意識していく風土をつくるのが課題です。

--- アルバイトは何をされていますか?

塾講師を、大学3年生の春からやっています。教職課程を意識しているという事もあって始めました。それまでは家庭教師をやっていたので、集団授業もやってみたいと思った事、4年時に教育実習に行く時も集団指導経験がないのは怖いなと思ったのが始めたきっかけです。

越石さん

--- 実際に塾講師をやってみての感想はありますか?

家庭教師をやっていたので、ある程度大変さは分かっているつもりでしたがいざ始めてみると全く別物でした。1人1人違う個性を持っている生徒をまとめて行くというのは大変だなと感じました。

--- 工夫した事はありますか?

個人へのアプローチですね。1対複数に対して言っていると、1対1よりかは薄まるとは思っていて、授業終わった時とかに宿題の事とか話したりしていますね。

理系に進んだ理由

--- 理系に進んだエピソードを教えてください

数学が得意だったので理系に進みましたが、中学2年生までは苦手でした。中学3年生から問題集を基礎から応用までやるようにしていたら、高校から数学の成績が上がりました。一度だけ、単元テストで学年の中でも5位以内の成績を取ったことがあり、数学のコツをつかんで得意になっていったのがきっかけです。

--- 数学以外で好きな教科はありましたか?

英語が好きでした。英語に力を入れている高校だったので、ALTの先生に積極的に話ができる環境だったのが良かったです。英会話も好きですし、自分の思っている事を英語で意思疎通をとることが私は好きでした。一時期、国際関係の方に進みたくて、文系に進もうかと迷った時期もありました。

--- 理系に進もうと思った決め手はありますか?

両親に相談したのが大きかったです。「これからは英語だけが強みで生きて行くというより、道具として使いこなせて、さらに自分の強みがあった上で英語という言語を活かした方が良いと思うよ。」と言われて、納得しました。それが決め手です。

受験時代

--- 受験時代は、どのような生活の流れでしたか?

部活動をやっていた時は、21時〜23時半ぐらいの2時間は勉強していました。25時を回る前には寝ていました。時間が限られている分、時間内でやるという癖はついていたのでけっこう捗りましたね。その時間の中で、課題や宿題をこなしていました。

--- 部活動を引退してからはどのくらい勉強しましたか?

だいたい5、6時間ぐらいですね。学校で2時間程勉強して、帰宅してから3時間ほど勉強していました。 越石さん

--- モチベーションの維持はどうしていましたか?

学校での小テストの頻度が多かったのが助かりました。英語の単語テストはもちろん、数学のテストも月に1回くらいの頻度であったので、そこで小さい目標を作ってモチベーションを維持していました。

--- 国立志望で文系科目も受けたと思うのですが、苦手科目はどうやって克服しましたか?

地理を受けていたのですが、地理はセンタープレテストを受けまくりました。間違えた問題をまとめて、世界地図を書いたりしてオリジナルのノートを作成していました。それを電車での通学時間に見ていました。隙間時間をとにかく活用していました。

--- どんな教材を使っていましたか?

地理は学校の先生が出してくださるプリントや教材を使いました。数学に関しても、学校から出される教材を3周くらいしていましたね。英単語は「システム英単語」を使っていました。後は学校の教科書にリンクしている問題集をやっていました。それに先生が過去問を出してくれることが多かったのでそれを活用していました。

--- 英単語の覚え方ってありますか?

英単語は聞く、書く、読む、見る、という覚え方でした。リスニングは全部iPodに入れて、毎日聞いて通学していました。

--- 今の大学にした理由は何ですか?

実力主義、進路実績があるというのが東京理科大学に決める決め手でした。また、高校生の時の恩師が東京理科大学のOBだったので、東京理科大学には勉強に適している環境が整っているという情報を聞いていたのも決める要素となりました。

--- 東京理科大学に入学して、入学前のイメージと比べていかがですか?

入学前は真面目な学生が多くて、勉強に集中する人が多いイメージでした。実際は、周りと接するのが嫌という理系学生ばかりでなく話やすい人が多いと思います。

高校生へのメッセージ

勉強だけでなく部活動や文化祭、体育祭等々、高校生の今しか楽しめないことにも全力を注いで「やりきった!」と言えるような高校生活を送ってください。何かに集中して打ち込むには高校生がチャンスだと思いますし、その経験が後の頑張りにも影響してくると思います。それと同時に、未来の自分がどうしているかな、どうしたいかなと、じっくり考えながら、自分のベストな進路を決定してほしいと思っています。越石さん

てぃん 理系コミュニティ理系+

情報系の学部4年生。理系コミュニティ理系+にてwebエンジニアとして活動中。趣味は映画鑑賞、パン屋さんめぐり、ミュージカル鑑賞。

@snoopypoint

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