自分を、人のことを好きになろう

2014-11-22

てぃん

Profile

東京工業大学
工学部 土木・環境工学科
佐川 夏紀さん

取材日:2014/03/12
編集者:神子島朝希

※このインタビューは取材してから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

研究内容

――現在学んでいる事について教えて下さい。

まだ研究室配属はされていないので、座学や実験で幅広く学んでいます。内容としては、構造力学や地盤工学、土質力学、都市計画論、水理学、コンクリート構造、河川や海岸の環境保全に関して、まだまだ広く浅くという感覚ですが勉強しています。

4月からは研究室配属になり、私は都市計画系の研究室に進みたいと考えています。学科の成績上位25%は自由に自分の研究室を選べます。その後の学生は話し合いだったり、くじだったり学科によって選び方が違います。現在は都市計画系の研究室に配属され、東日本大震災の被災地域の公共交通についての研究をしています。

―土木・環境工学科ならではの授業を教えてください。

他の学科に比べて土木・環境学科は、プレゼンテーション・話し合いが多い学科だと思います。

2年前期には、環境計画演習でグループワークを行いました。水系の近くの川生態系をより良くするためにグループに分かれ、模型を作ったり、プレゼンテーションを行ったりしました。2年後期にもインフラストラクチャー計画の授業や空間デザインの授業がありました。3年生ではコンクリート実験も行います。グループワークが多いので、学科の人と過ごす時間は非常に濃いものになります。

―学科の雰囲気はどのような感じですか。

30人程度なので同じ教室で同じメンバーが2年間授業を受けます。グループワークが多いので仲がいい方だと思います。女子の人数は、土木・環境工学科では34人中4人で建築科は6対4くらいです。土木系はやっぱり女子の数は少ないです。

―他に建築科・土木工学科がありますがそれぞれの特徴を教えてください。

第六類は土木・環境工学科、社会工学科、建築工学科の3つの学科があります。まず私の所属している土木・環境工学科は,3年生の学生実験に特色があると思います。社会工学科はどちらかというと文系寄りで、街づくりや経済に関係することも学ぶことができます。建築工学科は、製図室に泊まり込みなどもしていて、とても忙しそうですね。

理系に進んだ理由

――理系科目は元々得意でしたか?

最初は理系科目が苦手だったのですが、勉強したら点数がとれるようになり楽しくなったからです。家族全員が理系だったので、自分も理系に進むのだろうと思っていました。

高校では理数科だったので、自然と普通科の人よりも理系科目に触れる機会は多かったと思います。

受験時代

―――元々、高校生の時から土木系を志望していましたか?

高校2年生までは、テスト勉強と模試に向けた勉強のみしていました。最初は建築学科を志望していましたが、東日本大震災移行、インフラ整備に興味を持つようになり大学1年の途中から土木系を目指していました。

――受験勉強方法を教えて下さい

1日13時間、予備校のテキストは同じ問題を5回は繰り返しました。予備校の夏期講習の期間では数学を400問近く解きました。現役時は模試での数学の偏差値が60前後だったのが、コンスタントに偏差値70以上をとれるようになりました。

―佐川さんは東北出身ですが、地元の大学ではなく東京の大学を目指した理由は?

やはり東北住まいなので私の周りは地元の大学の東北大学を目指す人が多かったです。しかし一年間浪人することによって一つランク上の大学に行けるのならば行きたいと思ったので現在の大学を志望しました。

―リフレッシュ方法は?

あまり休まなかったです。「常にやらなきゃいけない」と切羽詰っていましたね。

毎日、家族と一緒にご飯を食べることは凄く良かったなと思っています。

―モチベーションの保ち方は?

高校生の時は、受からなかったら人に合わせる顔がないと思っていましたね。失敗するのを恐れていました。勉強は必ずやった分だけ結果が出せると思っていたので頑張れました。

――サークルなどの活動はしていましたか?

「キッカケプロジェクトBEAT」の代表をしていました。

以前は誰かと何かをすることが大好きだった自分が、1年の冬辺りから人と関わることに対して抵抗感を持つようになり、その状態から抜け出すために自分から新しい環境に飛び込んでみようと決心をして「キッカケプロジェクトBEAT」に入りました。この団体のメンバーとはとても仲が良く本音で話し合うことができます。キッカケに入ったことで自分という人を改めて考えることができました。

代表を経験して人が変わる瞬間をみることができた、人の感情の動かし方を学ぶことができた、人の事を好きになるという事が良く分かった気がします。

―――大学生のうちにやっておきたいことは?

自分の信念を明確にすることです。将来やりたいことをより具体的にして、小さくてもいいから自分が社会に対して出せる価値を大学生のうちに見つけたい。それと大学生のうちに、まだまだ沢山の人とお話したいです。

高校生へのメッセージ

将来の事を今から考えるのは難しいことだとは思うのですが、自分が自分で、こんな自分が好きだと心からいえる状態を見つけると人生が楽しくなると思います。自分を認めてあげること、自分で考えているほど自分はそんな嫌な奴じゃないです。「自分が自分のこと好きな状態ってどんな時だろう」と考え、そんな姿を見つけられると充実した生活が送れると思います。高校生の間は、部活や受験、仲間を通して色々な自分のことを「良い」と思う瞬間を体験してください!

てぃん 理系コミュニティ理系+

情報系の学部4年生。理系コミュニティ理系+にてwebエンジニアとして活動中。趣味は映画鑑賞、パン屋さんめぐり、ミュージカル鑑賞。

@snoopypoint

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